身体が鉛のように重い

昨晩、家事もできないくらいに
身体が鉛のように重たくて動けず
とてもしんどかった



かれこれ10年ほど
月に何度かこのような症状が出る
一歩一歩、部屋を歩くことさえ苦痛


まるで両足に重石をつけながら
身を引きずるように感じる
いつもの何倍も
重力を受け入れている気がする



深い憂鬱と明日への不安を解消するために
できる限りのことを尽くす


あらゆることが一旦
止まってほしい



秋の空を舞う落ち葉のように
カラカラとあてもなく軽やかに
風に身をまかせて

飛び立つ鳥がおとした羽のように
はらはらと自由に揺れて
風に身をまかせて


一枚、としての浮遊を夢見る